毎年この時期に、山梨県から見た富士山の右肩辺り(7~8合目)に、残雪が鳥の形に現れます。今年は例年より1週間も早く出現したとのことです。農鳥は田植えを始める目安となります。御坂山系が手前にあるため、甲州市から見えるのは山頂部分のみですが、御坂峠を越えると天気が良い日には、富士山の全景を目にすることが出来ます。(「富士には月見草が良く似合ふ」のフレーズが有名な太宰治の小説「富岳百景」は旧御坂峠にある天下茶店での滞在をもとに書かれています。天下茶屋から見える富士山と河口湖は今でも観光名所です。)

桜屋では田植えではなく陸稲、ハンダマ、大野芋の作付けに入ります。また竹の子(孟宗竹)の収穫は終盤になって来ました。本数は減ったものの1本1本が大きく40センチ越えのものになりました。もう少しで竹の子加工も一段落です。