14日の夜には『どんど焼き』の太鼓の音が聞こえてきました。これは小正月の道祖神祭りで、正月の門松、しめ飾り、そして地元の住民たちが作った「小屋(おこや)」を燃やし、その火で繭玉団子を焼いて食べる行事です。この繭玉団子は明治期に山梨の経済を支えた養蚕の「繭」からきているとも言われています。

道祖神祭りの一環で、毎年夜に鐘や太鼓を叩きながら子供たちが「ど〜んやっせい♫」と言いながら家々を回り、商売繁盛と家内安全を願いお祓いをします。今年は1月7日の昼間にだるまの被り物をした子供とお祓いの棒を持った子供(と保護者)が来てお祓いをしていってくれました。コロナで縮小だったようです。

道祖神には旅行安全、防災、縁結び、子供の神様の他に、悪疫悪霊退散の信仰もあるそうです。コロナの終焉を願っています。